お茶橋です。
私はリワークに半年以上通っていますがその経験から、リワーク施設を選ぶ際のポイントについて紹介していきたいと思います。
リワーク施設は3つ以上の見学がおススメ!

リワーク施設を選ぶ場合会社からの指定がなければ必ず複数個所、できれば3つは見学した方がいいと思います。
1つしか見学に行かない場合、リワーク施設がどういったところか比較対処がわからず、選びようがないからです。
またリワーク施設によって様々な特徴があります。
例えば障がい者支援施設で行っているリワークは、ある程度回復うつ病や適応障害等の気分障害から良くなった方が職場へスムーズに復帰するために通うイメージです。
リワーク施設を初めて通うのであれば、どのようなところかわからないと思うので、それぞれのリワーク施設へ見学に行きその施設の特徴を理解して選んだほうがいいと思います。
その施設の雰囲気もそれぞれ違うので、ぜひ見学してください。
リワーク施設の選ぶためのポイント

リワーク施設を選ぶにあたりポイントがいくつかありますので、まずは下記に書いていきたいと思います。
- 会社からリワーク施設の指定があるかどうか
- 原則何か月間通えるのか
- 雰囲気が自分に合っているか
- 何人くらい通っているのか
- 自宅から通えるのか(無理な場合は、寮などがあるのか)
- 実際にリワーク施設に通うのにどれくらい期間があるのか
- 自宅から遠い場合はバスなど交通機関があるのか
大事なのは太字で記載した何ヶ月間通えるのか、リワーク施設の雰囲気が自分に合っているか、何人くらい通っているのかというポイントです。
障がい者支援センター のリワークは3ヶ月間しか通えない?
障がい者支援センターで行っているリワークは、原則3か月しか通うことができません。
あくまでも私の意見ですが、会社からリワーク施設の指定や自宅から一番近いということでもない限り障がい者支援センターのリワークはおススメできません。
原則3ヶ月しか通うことができなのは結構大きな問題だと思います。
心の病は人によって様々なケースが考えられるので、3ヶ月でリワーク施設を卒業できる方もいれば3ヶ月では足りない人もいます。
3ヶ月で良くなって社会復帰できる保障はどこにもないのに、3ヶ月間しか通えないとなると治療に焦りが生じる可能性があり良くないと感じました。
また障がい者支援センターで行っている支援は、実際に通い始めるまでに時間がかかってしまうことも問題にあげられます。
私が障がい者支援センターで聞いたときは、ここ数年は心の病で通う方が多いらしいので、通うまでに3週間程かかると言われました。
もし障がい者支援センターに通いたいと思う方がいれば、まずは早めに見学をしたほうがいいと思います。
次に確認したほうがいいのは、そのリワーク施設に何名が通っているのかということです。
私が話を聞いてきた中で一番多かったのは、障がい者支援センターの施設でした。記憶では30人は通っているという話でした。(もう少し多い可能性有)
全国の都道府県によって状況は異なってくるため確認が必要ですが、医療系のリワーク施設と比較すると通う人数は多いと思います。
逆に医療系のリワークは、人数は少ない傾向にあります。
私が通っているリワーク施設は20人前後で多いと思われるかもしれません。見学した三つ目のリワーク施設は、通っている人数は10人以下でした。
リワーク施設を選ぶ際のポイントとして、そのリワーク施設に通っている人数が多い方がいいのか、それとも少ないほうがいいのかはその人自身の考え方によると思います。
私の場合は主治医の先生のアドバイスで、現在通っている人数の多いリワーク施設を選びました。
社会復帰をするにあたって、集団の中で生活していくということは避けては通れません。
そのように考えたときに少人数の中で過ごすよりは、現在通っている人数の多いリワーク施設を選ぶことにしました。
結局はそのリワーク施設が自分に合うかどうかは運次第なところもあるので、雰囲気だけ確認しておいて早めにリワーク施設に通い始めるといいと思います。
リワーク施設の選ぶポイントについてまとめ
ここまでリワーク施設の選ぶポイントについてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?
私はリワーク施設を選ぶ際に3つ見学しましたが、現在のリワーク施設を選んでよかったと思います。
これもいくつかリワーク施設を見学して比較対象を作ることで、より自分にあっている施設を選ぶことが出来たからだと思ってます。
リワーク施設を選ぶ際には、新しいところに飛び込む不安は確かにあります。
しかし考え過ぎるといつまでもリワークに通うことができないので、最悪合わなかったら「違うリワーク施設に変えればいいや」という気軽な気持ちでいいと思います。
心の病を患っていると自分の選択に自信が持てないと思いますが、行動しないということがもったいないと思うので、まずは行動しましょう。
リワークは学校ではないので、手順を踏めば違うリワーク施設に通うことができます。
なかなか選択できない方は、私のこの記事やほかのリワーク体験談を読んで頂いて雰囲気だけでも参考にして頂ければ幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。